ラベル 月例金曜会 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 月例金曜会 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年5月30日金曜日

【臨時金曜会】第76回 金曜会セミナーのお知らせ

来週の金曜日(6月6日)の臨時セミナーについてのお知らせです。

演者は、フィラデルフィア小児病院でリサーチフェローをされている渡邊美穂先生です。渡辺先生は、日本で臨床の小児外科医として臨床経験を積まれた後に、フィラデルフィア小児病院で行われた研究によりPhDを取得されております。
ペンシルベニア大学でのMaster courseを経てUSMLE(アメリカ医師国家試験)を取得された後、この夏より、シンシナティ小児病院に臨床ポジションを得て、異動される予定となっております。

2014年5月20日火曜日

第75回金曜会のお知らせ

5月30日(金)に予定しています第75回NIH金曜会セミナーのご案内です。
今回は、University of Utah, Neurobiology & Anatomy, Research Associateの大綱 英生 先生 (Otsuna Hideo, Ph.D)に依るご講演です。本講演は3次元・4次元イメージ解析の最先端の技術を知る貴重な機会でありますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

2014年2月14日金曜日

【お知らせ】本日の第68回金曜会セミナーは予定通り開催&会場設営のご協力願い

本日の第68回金曜会セミナーは予定通り開催いたします。

現在のところ、80名を超える方々がセミナーへの参加を希望されています。
セミナー室の椅子が67脚ですので、開始前にお時間のある方は、会場設営(スペース確保のための、いつものセミナー室からの机の運び出しと4階南側の小セミナー室からの不足分の椅子の運び込み)をお手伝頂けないでしょうか。

2014年2月7日金曜日

第68回金曜会(2月14日)のお知らせ

2月14日(金)バレンタインデーの第68回NIH金曜会セミナーのご案内です。今回は、3月に帰国される予定の馬場理也先生のご講演です。

馬場先生については金曜会幹事としてご存じの方も多いかと存じますが、先生は、Urologic Oncology BranchのStaff Scientistとして昼夜を問わず精力的にご研究されており、Birt-Hogg-Dubé syndrome (BHD症候群)という遺伝性腎臓癌症候群、及びその責任遺伝子である癌抑制遺伝子FLCN研究の第一人者としても知られています。

2014年1月15日水曜日

第67回金曜会(1月24日)のお知らせ

2014年2回目の金曜会は、バージニア州立大学腫瘍外科・生化学分子生物学で臨床に携わりながら、分子生物学のラボをPIとして主催していらっしゃる、高部和明先生のご講演です。

今回は、がんにおけるスフィンゴ脂質の働き解明への取り組みを中心に、アメリカでサイエンスをし続けるための戦略をお話し頂きます。

2013年11月22日金曜日

第65回金曜会(12月6日)のお知らせ

第65回金曜会セミナー(12月6日(金))のご案内です。
今回はNINDSの山野晃史先生による講演になります。山野先生はDr. Richard J. Youleの研究室でミトコンドリア機能の研究に取り組まれており、本セミナーではパーキンソン病原因遺伝子とオートファジーの関係についてお話していただきます。

さらに、今回のセミナーでは最近注目されている遺伝子改変技術TALENや、分子細胞生物学で幅広く応用可能な最新の実験手法についても紹介する予定です。

2013年11月5日火曜日

第64回金曜会(11月15日)のお知らせ

第64回金曜会(11月15日、金曜日)のご案内です。今回は米国の大学発ベンチャー企業に設立直後から参加され、Research Leaderとしてご活躍されている赤間 勉 博士のご講演です。

 赤間 博士は、東北大学大学院工学研究科応用化学専攻前期博士課程を終了後、協和発酵に入社され、その後、一貫して有機合成の手法を用いて、新たな低分子医薬品の創成に挑戦されております。

2013年10月17日木曜日

第63回金曜会(10月25日)のお知らせ

ようやく政府機関の閉鎖も解除となりました。皆様ラボに復帰されて一安心された事と思います。今月3回目の金曜会セミナーは、予定どおりビル37で開催予定です。

今回は、NIDCR Molecular Biology SectionのSection
Chiefであります山田吉彦先生にご講演頂きます。NIDCRにおきまして30年近くPIとして研究に携わってこられた山田先生のこれまでのご経験をお話し頂く予定です。

2013年10月7日月曜日

【明日】第62回NIH金曜会セミナー@DC【10月8日】

まだまだ先の見えないGovernment Shutdownの中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

明日10月8日(火曜日)、ワシントンDCのJST/JSPSオフィスにおきまして浅原弘嗣先生による第62回金曜会を午後4時より開催します。懇親会は7時からBethesdaにて開催です。

2013年10月4日金曜日

臨時 第61回NIH金曜会セミナー@DC(10月4日)

政府機関の閉鎖のため、明日10月4日に予定されておりました第61回金曜会は中止の予定でしたが、演者の石井先生とJST/JSPSオフィスのご好意により、JST/JSPSオフィスをお借りし臨時金曜会を開催できる運びとなりました。

2013年10月3日木曜日

【10/4(金)】石井先生を囲む会

政府機関の閉鎖のため、予定されておりました第61回金曜会は中止の運びとなりました。しかしながら、演者の石井先生はNIH以外も訪問される予定で、旅程は変更される事なく10月4日にBethesdaに滞在されます。石井先生もNIHの日本人研究者の皆様との交流を希望されておられますので、せっかくの機会なので明日の晩に、石井先生を囲んでの夕食会を開催したいと思います。

2013年9月5日木曜日

第59回セミナーのビデオ配信のお知らせ

9月10日(曜日)の第59回セミナーを試験的にビデオ配信いたします。

第59回セミナーの詳細は以下のページをご覧下さい。
NIH金曜会: 第59回金曜会のお知らせ

【視聴に必要なもの】
- 配信を受け取るGoogleハングアウトのアカウント
- カメラ/マイク付きコンピューター
- Googleハングアウトの基本的な使い方(わからなければお問い合わせください)
視聴をご希望の方は、ビデオ視聴登録フォームよりご登録ください。
http://bit.ly/18FTuzF

※基本的に、帰国された元NIH関係者やフレデリックキャンパスなどの遠隔地に勤務の方々など、直接セミナー会場に来ることが困難な方々に向けたものです。
※配信を視聴できる人数は限られています(7-8人)ので、ベセスダキャンパスの方は直接会場にお越しください。
※また同一キャンパスの方はできるだけ一箇所に集まって視聴してください。(先着順ではなく、遠隔地かどうかや人数などを勘案して判断いたします。)
※新しい試みであり、視聴上、予想外の不具合等が起こる可能性がありますがご容赦ください。

2011年9月29日木曜日

第31回金曜会(10月14日)のご案内

31回金曜会(1014)のご案内です。今回の演者はNCI-Frederickの宇佐美修先生です。宇佐美先生のNIH留学の総まとめとして2部構成とさせていただき、第1部ではNIHでの研究を、第2部では震災後の支援活動についてお話頂きます。



*********************************

31回金曜会:20111014()

セミナー

時間:午後6時より
場所:ビル37, 2階セミナー室(Room2041/2107
演者:宇佐美 修(Osamu Usami M.D., Ph.D.)先生
Vaccine Branch
Dr. Pavlakis’s lab
NCI-Frederick / NIH

第1部演題:「DNAワクチンによるHIV/SIV免疫誘導とCommon Gamma Chain Cytokine
第2部演題:「金曜会ならびに個人で行った震災活動報告」

懇親会

時間:午後8時より
会場:Bangkok Garden
4906 St.Elmo Ave., Bethesda (Rock Bottomの向かいです。)
(301)-951-0670

*********************************

出欠のお返事を107日(金)NIH金曜会管理メール(幹事:馬場)までお寄せください。

セミナーのみ、懇親会のみのご参加も大歓迎です。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

2011年6月28日火曜日

第29回金曜会(2011年7月15日)のお知らせ

第29回金曜会(7月15日)のご案内です。

今回はNCIの松原勤先生と、Children's National Medical Center の江角重行先生にご講演いただきます。
アブストラクトは添付のフライヤーをご参照ください。
皆様のご参加を幹事一同お待ちしております。
*********************************
第29回金曜会:2011年7月15日(金)
セミナー
時間:午後5時30分より
場所:ビル37、四階セミナー室または二階セミナー室

演者  松原勤(Dr. Tsutomu Matsubara)先生
Frank J. GonzalezLaboratory,Laboratory of Metabolism, National Cancer Institute (NCI), NIH
演題  メタボロミクスを用いた胆汁うっ滞バイオマーカーの探索とその分子機構

演者 江角重行 (Dr. Shigeyuki Esumi) 先生
Joshua Corbin Laboratory,Center for Neuroscience, Children's National Medical Center
演題  ホメオボックス型転写因子Dbx1は情動の基盤となる神経回路形成に関与するか
懇親会
時間:午後8時より
会場:Rock Bottom7900 Norfolk Ave, Bethesda

*********************************

出欠のお返事を7月8日(金)までに金曜会管理メール
nih.kinyokai@gmail.com(第29回担当幹事:後藤)までお寄せください。
セミナーのみ、懇親会のみのご参加も大歓迎です。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
-- 
金曜会幹事一同(文責:宇佐美

2011年6月7日火曜日

第28回金曜会(6月17日)のお知らせ

28回金曜会(617)のご案内です。



今回はNIAMSの山根有人先生にご講演いただきます。
山根先生は、次世代シークエンサーを用いたChIP-sequencingのアッセイをラボで立ち上げられ、Bリンパ球のgenome-wideな解析を通して多くの重要な発見をされてきました。今回のセミナーでは次世代シークエンサー技術をご紹介いただくと共に、その技術を通してなされたご本人のお仕事を発表していただきます。
アブストラクトは添付のフライヤーをご参照ください。
応用範囲の広い技術で、多くの方にとって興味深いお話になることと思います。
皆様のご参加を幹事一同お待ちしております。

*********************************
28回金曜会:2011617()
セミナー
時間:午後6時より
場所:ビル37、四階セミナー室(Room4041/4107
演者:山根有人(Dr. Arito Yamane)先生
Genomics and Immunity Section
Laboratory of Molecular Immunogenetics
National Institute of Arthritis and Musculoskeletal and Skin Diseases (NIAMS) / NIH

演題:“Deep-Sequencing of B-cell” 
懇親会
時間:午後8時より
会場:Rockbottom
7900 Norfolk Avenue, Bethesda
(301) 652-1311

*********************************
 
出欠のお返事を6月10日(金)までに金曜会管理メールnih.kinyokai@gmail.com(幹事:馬場)までお寄せください。
セミナーのみ、懇親会のみのご参加も大歓迎です。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
金曜会幹事一同(文責:宇佐美)

2011年4月13日水曜日

第26回金曜会(2011年4月29日)のお知らせ

26回金曜会(4月29日)のご案内です。

Government Shutdownの影響が懸念されたため延期になりました第26回金曜会ですが、4月29日(金)に開催させていただきたいと思います。
前回出席のお返事をくださいました方も、改めてご連絡をいただけますと幸いです。

今回はNINDSの川手敏充先生にご講演いただきます。
川手先生はNIHでポスドクとして在職中にK99 Grantを獲得され、この夏にPIとしてCornell Universityにご自分のラボをお持ちになる予定です。
今回は興味深いセミナーとあわせてグラント獲得・ジョブハンティングについてもお話を伺えることと思います。
楽しく実り多い会となりますことを幹事一同お約束いたします。


*********************************
26回金曜会:2011429() セミナー:午後6時より
場所:ビル37、四階セミナー室(Room4041/4107
演者:川手敏充(Dr. Toshimitsu Kawate)先生
Molecular Physiology and Biophysics Section
National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS), NIH

演題:「結晶構造をもとにした ATP受容体(PXレセプター)のメカニズム」
懇親会:午後8時より
会場:Hooters Rockville
1584 Rockville Pike, Rockville


*********************************
出欠のお返事を422(金)までに金曜会管理メールnih.kinyokai@gmail.com(幹事:馬場)までお寄せください。
セミナーのみ、懇親会のみのご参加も大歓迎です。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
--
金曜会幹事一同(文責:宇佐美)

2011年3月5日土曜日

[UPDATED] 第25回金曜会(2011年3月18日)のお知らせ

3月11日、東北地方を中心とした地震・津波により、多くの方々が命を落とされました。
心から哀悼の意を表します。金曜会周囲の方で、近しい方々が被災された方に改めて金曜会幹事一同より哀悼の意を表します。
 
幹事で話し合いましたところ、今回の金曜会はセミナーのみの開催、懇親会は中止させていただきたく思います。懇親会は中止しますが、日本人は普段の仕事を全力でこなすという決意をもって、セミナーは予定通り行いたいと考えております。どうぞご賢察お願いいたします。
   
また、セミナー開始の前に30分ほどの時間を使って、金曜会を通した義援金募集活動についての提案とそれについての意見交換のための臨時集会を行いたいと考えております。金曜会当日までに幹事一同にて可能な限りの提案を準備させていただきます。


その後のセミナーには分野が違う、あるいは地震の被害等で参加希望されない方は、そのままお帰り頂ければ幸いです。既にご出席とご連絡いただきました方でも今回の事情により取りやめたい方もいらっしゃられるかと思います。その旨、もしご連絡可能でしたら再度 nih.kinyokai@gmail.com までメールをお願いいたします。




************ [UPDATED] *********************


第25回金曜会:2011年3月18日   
臨時集会:午後6時より 
場所:ビル37、四階セミナー室(Room4041/4107)   
金曜会を通した義援金募集活動についての提案とそれについての意見交換会。   


セミナー:午後6時30分より(予定)      
演者:田中敦 先生(Atsushi Tanaka PhD)        
Richard Youle Laboratory, Biochemistry Section, Surgical Neurology Branch, National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS), NIH    
演題:パーキンソン病におけるミトコンドリア品質維持とその破綻メカニズム   
懇親会:中止 


今回は懇親会はございませんので、出欠のお返事は可能な方は3月17日(木)までに金曜会管理メールnih.kinyokai@gmail.com (幹事:後藤)までお寄せください。
出欠のお返事を出せなかった方も、ぜひお集まり下さい。  



************************************************












25回金曜会のご案内です。


今回の演者はNINDSの田中敦先生です。
田中先生は長く金曜会の幹事として活躍されましたが、この3月で帰国され、東京医科歯科大で助教として赴任されることになりました。興味深いセミナーにくわえ、懇親会におきましてはNIH在任中の先生と歓談できる最後の機会かと思いますので、ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。お知り合いの日本人研究者にも声をかけていただけますと幸いです。
 

*********************************24回金曜会:2011318

セミナー:午後6時より
  場所:ビル37、四階セミナー室(Room4041/4107
  演者:田中敦 先生(Atsushi Tanaka PhD)       Richard Youle Laboratory,       Biochemistry Section, Surgical Neurology Branch, National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS), NIH  演題: パーキンソン病におけるミトコンドリア品質維持とその破綻メカニズム

 懇親会:午後8時より
 
 会場:Rock Bottom
     7900 Norfolk Ave, Bethesda
*********************************

出欠のお返事を314日(月)までに金曜会管理メールnih.kinyokai@gmail.com (幹事:後藤)までお寄せください。

セミナーのみ、懇親会のみのご参加も歓迎です。
多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。




2011年2月16日水曜日

第24回金曜会(2011年2月25日)のお知らせ


24回金曜会のご案内です。

今回の演者は京都大学大学院医学研究科 放射線遺伝学分野 助教、茂木章先生です。

茂木先生は2007年までNIHに留学されておられました。学会への旅程でNIHに立ち寄られる際に金曜会での御講演をお引き受け頂きました。興味深いセミナーもさる事ながら、懇親会におきましては研究の話だけでなく先生のキャリアパスや日本の若手研究者の環境などについても、茂木先生のご意見を色々とお伺いできるのではないかと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

*********************************
24回金曜会:2011225

セミナー:午後6時より
 場所:ビル37、四階セミナー室(Room4041/4107
演者:茂木章(Dr. Akira Motegi)先生
   京都大学大学院 医学研究科放射線遺伝学分野
演題:ユビキチン化によるゲノム不安定性制御機構

懇親会:午後8時より
会場:Rock Bottom
   7900 Norfolk Ave, Bethesda
*********************************

出欠のお返事を221日(月)までにnih.kinyokai@gmail.com 幹事:古澤までお寄せください。

セミナーのみ、懇親会のみのご参加も歓迎です。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。



2011年1月21日金曜日

セミナーフォローアップのお知らせ

昨年ご講演いただきました、厚労省・ジョンズ・ホプキンス大の牧野様より、セミナーフォローアップの件でご連絡いただきました。
下記にメールを転載させていただきます。ご興味のある方は、リンク先もご覧ください。
また、牧野様が現在ご所属でいらっしゃるシンクタンクの記事リンクも併せて掲載させていただきます。

1)牧野様より、ワクチンの話題をご提供いただきました。
>NIH金曜会の皆様、

遅れ馳せながら、新年おめでとうございます。ホプキンスの牧野です。
地下鉄サリンや新型インフルのお話をして以来、ご無沙汰しております。そのときのワクチンの話題に関連して、日本のメーカーの活躍をご紹介したいと思います。

「化血研  次世代弱毒痘そう生ワクチンの開発について、 
米国政府から最大3,400 万ドルの資金提供を受ける契約を獲得」
(化血研 プレスリリース1月12日)

化血研とは、日本を代表するBiologicsの製造者で、インフルエンザ等おなじみのワクチンから、ボツリヌスの抗毒素など独自の製造ラインも持っている技術集約型の企業です。

2001年のテロ以来、生物兵器対策として需要が高まってきている天然痘ワクチンは、世界で3社のみ、異なるワクチンを製造しています。その中でも、化血研のもの(LC16m8)がWHO等で非常に高い評価を受けています。

このLCワクチンは、実は1970年台に日本の医療界がまさに産・官・学と連携して開発に取り組んだ、いわば国家プロジェクトのような製品です。天然痘の流行が抑えられ、副作用による事故のほうが多くなっていた当時、安全性が高いワクチンを求めて、小児での臨床試験を国家規模で行うなどして開発された「日の丸印」のようなワクチンなのですが、使い始める直前に種痘制度が廃止され、お蔵入りになっていました。遅すぎた大星由良助(忠臣蔵)といったところでしょうか。

そのワクチンがアメリカでの承認に向けて動き出すには、化血研の、そしてご担当の横手先生の想像を超える努力と決断がありました。ここに敬意を表したく存じます。

私も、前職のときには横手先生を国際会議に引っ張り出してプレゼンをお願いしたり、今回契約されたグラントの情報を紹介したりと、些細ながら思い入れ強く「日の丸ワクチン」を推しておりました。

米国政府ウェブサイトでの契約の詳細はこちらにあります。

このグラント(BARDA)全体の趣旨など簡単なことでしたら、私で答えられる範囲でお答えします。
NIHの皆様にも、是非こうした成果をご紹介したく、僭越ながらメールさせていただきました。

2)牧野様より、記事リンクを頂きました。
先日、私の投稿が働いているシンクタンクのウェブサイトに掲載されました。ご多忙のところ恐縮ですが、お目通しいただけますと光栄です。

「国際保健の新しい時代:危機管理と公平性の対立」

ご意見いただけますと幸いです。

3)牧野様のご連絡先は下記のとおりです。

2011年1月11日火曜日

第23回金曜会のお知らせ(2011年1月28日)

NIH金曜会の皆様

明けましておめでとうございます。
旧年中はNIH 金曜会にご参加いただきましてありがとうございました。
今年も金曜会の活動にぜひご参加いただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

第23回金曜会のお知らせです。
今回はNCI 古澤貴志先生とFDA 藤澤聡郎先生にご講演いただきます。

第23回金曜会

1月28日(金)
Seminar: 5:30pm〜
Bldg37 (4F) Room4041/4107
Social: 8:00pm〜
Penang
4933 Bethesda Avenue, Bethesda
301-657-2875

ヌクレオソーム結合因子HMGN5の過剰発現マウスにおける心筋細胞のクロマチン構造および心臓機能への影響
古澤貴志(Takashi Furusawa Ph.D.)先生
NCI/ Lab of Metabolism/ Protein Section (Dr. Michael Bustin Lab)

High Mobility Group Nucleosome(HMGN)タンパク質はクロマチンの構成単位であるヌクレオソーム特異的に結合する非ヒストンタンパク質であり、その結合によってクロマチン構造の変換を誘導する。マウスではHmgn1, Hmgn2, Hmgn3, Hmgn5が同定されており、マウス胚発生過程においてHmgn1およびHmgn2はユビキタスな発現が見られる一方で、Hmgn3とHmgn5はそれぞれ組織特異的な発現を示す。また核内においてHMGN1, HMGN2, HMGN3タンパク質は主にへテロクロマチンに局在するが、マウスHMGN5タンパク質はユークロマチン領域に局在する。マウス胚発生過程におけるHMGN5の役割およびin vivoにおけるHMGN5によるクロマチン構造への影響を明らかにするため、我々はCre-LoxPシステムを用いたコンディショナルなHMGN5過剰発現マウスを作成した。今回は、これらのHMGN5過剰発現マウスの心臓において異常が観察された結果を報告したい。心臓特異的にHMGN5を過剰発現するマウスを作成したところ、心筋細胞におけるクロマチン構造や遺伝子発現の変化だけでなく、心臓肥大と機能異常が観察された。これらの結果は非ヒストンタンパク質HMGNによるクロマチン構造の変化が組織の機能に影響を及ぼす事を示していると考えられる。


IL-13Rα2, その癌特異抗原としての役割と標的治療法の開発
藤澤聡郎 (Toshio Fujisawa M.D., PhD.) 先生
FDA/CBER/Division of Cellular Gene Therapy

 Interleukin 13 receptor (IL-13R) のsubunitであるIL-13Rα2はIL-13Rα1, IL-4Rα, IL2Rγcと共にIL-13 receptor complexを形成する。IL-13R complexは主にJAK/STAT pathwayを介しsignalを細胞内に伝達するが、IL-13Rα2は細胞内domainが短く、単体でもIL-13と強く結合しJAK/STAT pathwayを阻害するために、decoy receptorであると考えられてきた。しかし近年、IL-13Rα2単体でもJAK/STAT pathwayとは異なったpathwayを誘導しうるという報告が散見されるようになった。 
 またIL-13Rα2は、各種固形癌において特異的に発現が高く、正常組織ではほとんど発現が見られないため、癌特異抗原として活用され、分子標的治療薬のターゲットして研究が進められている。IL-13Rα2をターゲットとしたimmunotoxinであるIL-13-pseudomonas exotoxin (IL-13-PE)はIL-13とpseudomonas exotoxinのキメラタンパクであり、そのIL-13Rα2との親和性の高さを利用して特異的に癌細胞に結合し、アポトーシスを引き起こす。現在、脳腫瘍に対してphase III trialが進行中である。 
 私のプロジェクトはこのIL-13-PEを用いた癌治療法の開発がメインのコンセプトである。膵臓、胆道系の疾患が私の臨床の専門領域なので、その中でも特に発見が困難で治療が難しい膵臓癌に焦点を絞り研究を進めている。今回は以下3点の研究結果についてBackgroudを含めて概説する。
1)膵臓癌におけるIL-13Rα2の発現とIL-13-PEを用いた抗癌治療の有効性の検討 膵臓癌においてもIL-13Rα2は高率に発現しており、IL-13-PEを用いた新規治療法は癌の成長を抑制しモデル動物であるマウスのSurvival timeを有意に延長した。
2)膵臓癌におけるIL-13Rα2の役割の解析 siRNAを用いたIL-13Rα2のknock-downにより、腫瘍の肝臓やリンパ節への転移が抑制され、マウスのSurvival timeを有意に延長した。機序としてはIL-13Rα2がMatrix Metalloproteinaseの発現を調節しているとが考えられた。
3)膵臓癌におけるIL-13Rα2の発現メカニズムの解析 その結果、epigeneticな調節がIL-13Rα2の発現に大きく関わっており、IL-13-PEを用いた抗癌治療に得られた知見が役立つと考えられた。


つきましては、ご出欠のお返事(ご所属、セミナー・懇親会の参加)をnih.kinyokai@gmail.com (田中敦)宛に、1月21日までにご連絡いただけますようお願い申し上げます。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。


--

NIH金曜会