2011年3月23日水曜日

東日本巨大地震における情報(Part13: 2011/03/23)

NIH日本人研究者の皆様

NICHDの尾里啓子先生より、今回の地震で被災した大学の研究室より共同研究を受け入れる体制を整えようとNIH内の数人の日本人PIで相談されているとご連絡を頂きました。

震災で研究の続行が困難になった日本の研究室から、学生やポスドクだけでなく、助教などポストのある先生方はSabbaticalで受け入れようという計画です。これは現在の海外からのVisiting Fellowなどの枠とは別に、日本のサイエンスの復興への協力の一環として設立する意向との事です。

この計画を進めて行くために、まず宮城県はじめ岩手県、福島県、そして周辺の被害に遭われました研究施設におきまして、実際にこのようなNIHの受け入れ態勢がどの程度必要なのかお知りになりたいとの事です。

この計画につきまして、皆様のご意見等をお聞かせ願えないでしょうか。特に日本で所属されていたラボが被災された、あるいは被災された研究施設にお知り合いがおられます方は、日本にNIHでこの様な動きがあるとお伝えしてご意見をお伺いして頂けないでしょうか。どうかよろしくご協力お願い申し上げます。

最後に、尾里先生はこの計画だけでなく日本への協力のために他にも色々とご尽力されておられます事を併せてお知らせさせて頂きます。


金曜会幹事一同(文責:宇佐美)

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