2011年10月21日金曜日

第32回金曜会のお知らせ(11月18日)

今回の演者はNIMHのプリンシパルインベスティゲーターでいらっしゃいます中沢一俊先生です。先生は慶應大学医学部をご卒業後基礎研究の道にすすまれ、MITにて利根川進博士のラボでご活躍の後、現在NIMHにてご自身のラボを運営されていらっしゃいます。中沢先生から日本語でご講演をいただける貴重な機会ですので、ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。

参加ご希望の方は、1114日(月)までに、NIH金曜会管理メールnih.kinyokai@gmail.com(担当幹事:後藤)までご連絡ください。セミナー、懇親会それぞれについて、ご連絡いただければ幸いです。セミナーのみ、懇親会のみのご参加も大歓迎です。皆様のご参加をお待ち申し上げております。*********************************

32回金曜会:20111118()

セミナー
時間:午後6時より
場所:ビル37, 2階セミナー室(Room2041/2107
演者:中沢 一俊 (Kazu Nakazawa M.D., Ph.D.)先生
Principal Investigator
Genetics of Cognition and Behavior Unit, NIMH
Porter Neuroscience Research Center, NIH
演題: 
マウスを用いた統合失調症の病態解明に向けて
 午後8時より、Rockbottom RestaurantBethesda

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要旨

近年、精神神経科領域の基礎研究が俄然面白くなってきました。特に統合失調症と自閉症の研究への基礎研究者の参入が目覚しく、双極性障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などでも臨床経験のない研究者が研究に参画してきています。このような傾向をもたらすひとつの理由として脳代謝画像研究の進歩やゲノムワイド関連解析などからもたらされる新規関連遺伝子の研究等に基付き、新規のモデル動物(ラット・遺伝子改変マウスなど)が盛んに作られ、基礎研究者に具体的な研究パラダイムを提供しているからと思われます。小生も新規参入者の1人で2003 年にNIMHに赴任し小さな研究室を開設し精神神経科疾患の基礎研究を開始しました。理化学研究所とマサチューセッツ工科大でのポスドク時代にグルタミン酸受容体の研究をしてきた関係で、統合失調症のいわゆるグルタミン酸仮説(正確にはNMDA受容体機能低下仮説)に強い興味を持ちました。そこで実際にこの仮説を検証するために最近Cre/loxP系を利用した遺伝子改変マウスをいくつか作出したところ、大脳皮質と海馬の抑制性ニューロンでNMDA受容体を選択的に欠失させたマウスで比較的よく統合失調症の病態生理を反映することを見出しました。具体的には、主にparvalbumin(PV)陽性の大脳皮質と海馬の抑制性ニューロンでNMDA受容体subunit Grin1 (NR1)をマウス生後2-3週間の間に欠失させると、成熟後にPrepulse inhibition 障害、working memory障害、皮質神経細胞の同調的発火の障害などが見られました。この発見を契機に、現在7人で構成されるラボ全体を大脳皮質や海馬のGABA系抑制性介在細胞とその精神疾患との関連に関する基礎研究に絞り、仕事を進めています。


懇親会


2011年10月6日木曜日

東日本大震災の被災者支援活動のご案内

ジョンズ・ホプキンス大学の井口様よりチャリティーパーティーのご案内が参りましたので、ご紹介致します。ご興味ある方はぜひAction for Japan 0311事務局までご連絡下さい。

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ボルチモア・ワシントンエリアの皆様

東日本大震災から6ヶ月が経過いたしました。
このたび、Action for Japan 0311では、復興支援のためのファンドレイジング、また政府・民間支援活動の現状報告を目的としたチャリティーパーティーを、下記の通り開催する運びとなりました。弊団体は、ジョンズホプキンス大学の医療従事者、研究者、学生を中心に、ボルチモア・ワシントンエリアの皆様に広くご支援いただきながら、長期支援の重要性、被災地の情報をお伝えすることをテーマに活動しております。今回のパーティー中には、福島県いわき市からのライブ中継もふまえ、より具体的に復興の様子を感じていただける予定です。
全ての収益は、笹川平和財団USAを通して、被災地の子供たちの支援に使われます。
皆様お誘いあわせのうえ、是非ご参加ください。
Gala 2011 Benefit for Japan Disaster Relief
1015() 午後7時半から10時まで
プログラム内容
  • 政府・民間支援活動の現状報告(日本国大使館 参事官 曽根健孝様、NPO法人フローレンス 永井涼様)
  • 日本舞踊(尾上流)、和太鼓(Mr. Mark Rooney)、クラッシック音楽演奏(ボルチモア歌音)、ピアノ演奏(奥村絵美様)
  • オークション(元オリオールズ上原浩治選手、ボルチモア・レイヴンズ中村春樹選手サイン入りアイテムなど)
  • ラッフル抽選会($50-$500ギフト券、ホテル宿泊券、ボルチモア・レイヴンズ、オリオールズファングッズなど)
  • 写真展(協力:ワシントン商工会、Hitachi, Ltd.Japan Aerospace Exploration Agency、読売新聞)
チケットは一人様75ドルです  (軽食、お飲み物、東北地方への寄付金含)。数が限られておりますので、お早めにお買い求めください。こちらのウェブサイトよりご購入いただけます。
なお、引き続き、ご賛同いただけるスポンサー企業様も、募集しております。
詳細は、actionforjapan0311@gmail.com  までお問い合わせください。
皆様のお越しを、Action for Japan 0311一同、心よりお持ちしております。
今後ともの変わらぬご理解とご支援を、宜しくお願い申し上げます 
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Dear Action for Japan Supporters,

It has been over six months since the 9.0 magnitude earthquake and the ensuing tsunami hit Japan. 
Action for Japan 0311 is a group of students and professionals at Johns Hopkins University. 
Our mission is to provide long-term support and promote awareness to support the people in Japan that still suffer from continuing aftershocks, radiation leakage, safety concerns and psychological damage.

This fall, Action for Japan 0311 presents:

1. Gala 2011 Benefit for Japan Disaster Relief (Sat, Oct 15 7:30pm)


2.      Heart for Japan 3: Autumn Raffle



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1.      Gala 2011 Benefit for Japan Disaster Relief
Saturday, October 15th
7:30 pm - 10:00 pm
Sheraton Baltimore City Center Hotel, Liberty A Ballroom
101 W. Fayette Street, Baltimore, MD 21201

Ticket: $75 per person 
Please join us for Presentation from Japanese Embassy, Photo exhibition, Live Japanese Music and Performances, Raffle, Auction with great items from Orioles and Ravens!
Baltimore Ravens Safety, Haruki Nakamura, will join us for the auction!

2.      Heart for Japan 3: Autumn Raffle

Prizes include Ravens Gift Pack, $50-$500 Gift Certificates from local spa(Red Door Spa) and restaurants (Linwoods, The Helmand, Roy's), Free stay at Sheraton Baltimore City Center Hotel, MLB Pitcher Koji Uehara wrist bands, and much more!!!

Drawing will be held on October 15th during the Gala party (you do not need to be present to win) and winners will be announced online. 

As always, all benefits from our events and activities will support the children in affected area via Sasakawa Peace Foundation USA.Your contribution would be tax-deductible.
If you have any questions, please contact us at actionforjapan0311@gmail.com or check our website.
Thank you again for your interest and support!

Action for Japan 0311

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金曜会幹事一同(文責:宇佐美


2011年9月29日木曜日

エチオピアのHIV/AIDS患者、リウマチ性弁膜症患者さんへ募金のお願い


Tulane Universityの北村則子先生より 募金のお願いが参りましたので、案内致します。
ご興味のある方は、北村先生までご連絡下さい。

募金活動の主旨 
エチオピアのHIV/AIDS患者、リウマチ性弁膜症患者のために役立てられます

エチオピア紹介:エチオピアはアフリカ東部、ソマリア、ジブチを経て、紅海をはさんでアラビア半島の向かいに位置します。海抜-100mから4000mまでの多様な地形に富み、北東部の雨の多い高原では多様な農作物が栽培され、言い伝えによると紀元前10世紀からの長い歴史を持っています。
しかし、エチオピアというと、1970年代から長期に及んだ内戦と飢饉を思い浮かべる人も少なくないでしょう。それらにより数百万人が死亡したとも言われています。エチオピアは、現在、世界の最貧国の一つであり、平均寿命は59歳です。人口4万人に対して1人しか医者がおらず、医者不足は深刻です。5歳以下の子供の1/3は栄養不良で、小学校に行ける子供は4割です。生まれた子供の100人のうち、3人は生後1ヶ月以内に死亡し、12人は5歳までに死亡するといわれています。

エチオピアはアフリカで孤児が最も多く、その増加率も高い国です。HIV/AIDSが原因で孤児になった子どもは100万人近く。UNAIDSは、2010年までにこの数値が2倍になると予測しています。Addis Hiwot (「新しい命」の意)は、エチオピアの首都、アジス・アベバのスラムに住むHIV陽性者が主体となって活動するグループです。メンバーの多くは、単身でHIVと闘いながら子どもたちを育てています。安定した収入が得られない同じ境遇の仲間が、「力を合わせ、自らの力で仕事を創り出そう!」と結成されました。グループは、現在バックやアクセサリーを手作りし、それを販売することで、わずかな収入につなげています。Addis Hiwotは、所得の機会をつくるだけでなく、孤立しがちなHIV陽性者と地域社会を結ぶ役割も果たしており、今ではメンバーにとって無くてはならない活動となっています。

アフリカ理解プロジェクト:青年海外協力隊員のOB・OGの社会貢献活動として始まったNGOです。現地NGOと協働で行う遊牧民コミュニティ開発支援、国際理解教育など、独立した非営利組織だからこそできる、現地ニーズに合う迅速な活動をしています。Addis Hiwotのためにマーケットの提供をしています。

エスバロのこと:エスバロ、29歳男性、はエチオピア、アムハラ州の州都バハルダール(首都アジスアベバから車で8時間の場所)に住む臨床検査技師です。
彼は早くに両親を亡くしましたが、苦学して検査技師となり、生計を立て4人の妹弟を一人で養い育てました。全員に初等教育を受けさせたいというエスバロの信念から、21 歳の妹と18歳と14歳の弟を現在小学校と中学校に行かせています。彼の生活もやっと軌道に乗り始めた時、さらに彼に難問が降りかかります。彼には現在26歳になる妻がいます。もともと理科の教師でしたが、病気のため、現在はあまり仕事ができません。彼女はリウマチ性弁膜症を患っており、1年ほど前から心不全が進行し、医者から手術が必要だと告げられました。その場合100万円の手術費用がかかりますが、手術せずに放置すると余命は23年といわれています。 彼女の命を救うために、募金をよろしくお願いします。
集まった募金、または、商品販売による利益はすべてエスバロへの支援金、HIV患者の生活向上のために使われます。また、募金提供者にはAddis Hiwotが作った携帯ストラップを差し上げます。                 


リウマチ性(心臓)弁膜症とは
リウマチ熱という病気は溶血性連鎖球菌というばい菌によっておこる感染症で,熱や発疹,関節の痛みをきたす病気です.症状が軽い場合には,ただの風邪として片づけられることもあります.しかしこの菌による炎症が心臓の弁に及ぶ場合があり, その後数年あるいは数十年のうちに次第に弁が変形し,弁の機能を果たさなくなり、心不全から死に至る,これがリウマチ性弁膜症です。(いわゆる関節リウマチとは別の病気です。)
かつては,心臓弁膜症の原因はほとんどリウマチ熱の後遺症によるものでしたが、抗生剤(ペニシリン)の普及により、現代の先進国では激減しました。しかし、依然、途上国においては抗生剤投与の機会もないままに経過している患者が多数おり、リウマチ性心臓弁膜症は現在でも途上国の心疾患による死亡の上位を占めています。エチオピアには一年で一万人以上の子供がリウマチ性心疾患に罹患するとも言われています。

文責 北村 則子 2011 8月17


連絡先:
北村 律子 ritsucom@@nifty.com (@を一つとって送信して下さい)
大和高田市立病院小児科 〒635-8501 奈良県大和高田市礒野北町1-1 (電話)0745-53-2901
北村 則子 noriko0110@@nifty.com(@を一つとって送信して下さい)
8500,New Hampshire Ave, Apt #313, Silver Spring, MD, U.S.A

元 JICA アムハラ州感染症サーベイランス強化プロジェクト、公衆衛生+プライマリヘルスケア 短期専門家
  UNICEF エチオピアオフィス、ヘルスセクション、インターン、 母子保健


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金曜会幹事一同(文責:宇佐美


第31回金曜会(10月14日)のご案内

31回金曜会(1014)のご案内です。今回の演者はNCI-Frederickの宇佐美修先生です。宇佐美先生のNIH留学の総まとめとして2部構成とさせていただき、第1部ではNIHでの研究を、第2部では震災後の支援活動についてお話頂きます。



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31回金曜会:20111014()

セミナー

時間:午後6時より
場所:ビル37, 2階セミナー室(Room2041/2107
演者:宇佐美 修(Osamu Usami M.D., Ph.D.)先生
Vaccine Branch
Dr. Pavlakis’s lab
NCI-Frederick / NIH

第1部演題:「DNAワクチンによるHIV/SIV免疫誘導とCommon Gamma Chain Cytokine
第2部演題:「金曜会ならびに個人で行った震災活動報告」

懇親会

時間:午後8時より
会場:Bangkok Garden
4906 St.Elmo Ave., Bethesda (Rock Bottomの向かいです。)
(301)-951-0670

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出欠のお返事を107日(金)NIH金曜会管理メール(幹事:馬場)までお寄せください。

セミナーのみ、懇親会のみのご参加も大歓迎です。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

2011年9月2日金曜日

第30回金曜会(9月16日)のお知らせ


30回金曜会のお知らせです。今回の演者はGreer(遠藤)好美先生です。Greer 先生の御講演の前に、テクニカルセミナーと題しましてキーエンスの西川様と井戸様にAll In One蛍光顕微鏡BIOREVOをご紹介頂きます。

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30回金曜会(916日)
テクニカルセミナー:午後530分より
      All In One蛍光顕微鏡BIOREVO説明会
      西川英希様、井戸隆之様
      (株式会社キーエンス、マイクロスコープ事業部) 

セミナー:午後6時より
      The Role of Centrosomal Casein Kinase 1 Delta in Neurite Outgrowth and Beyond 
      Greer(遠藤)好美先生
      Lab of Cellular and Molecular Biology/CCR/NCI

懇親会:午後8時より、Rockbottom RestaurantBethesda
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参加ご希望の方は、99日(金)までに金曜会メール nih.kinyokai@gmail.com
(幹事:古澤)までご連絡ください。セミナーのみ、懇親会のみの
ご参加も受け付けております。

また、先日お知らせしました様に、引き続きBIOREVOのデモ機を
御預かり頂けます研究室を探しております。ご希望・ご質問等
ありましたら、金曜会メールあるいは西川様・井戸様(アドレスは
フライヤーをご覧ください)までご連絡ください。

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金曜会幹事一同(文責:宇佐美

2011年8月12日金曜日

ワールドドクターズオーケストラ メモリアル チャリテイーコンサート公演


NCIの武部直子さんよりオーケストラ公演のご連絡が参りましたので、紹介致します。
ご興味ある方はぜひご参加下さい。武部さんのメールアドレスはtakeben@@mail.nih.govです。(@を一つとってご送信下さい。)

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いつもお世話になっております、NCIの武部です。
このたびはワールドドクターズオーケストラというNPOの団体が9月11日(日)ストラスモアでメモリアル チャリテイーコンサートを行いますので、是非皆様のご協力をお願いいたしたいと思います。
私はNIHからただ一人のこのオーケストラの創立以来のメンバーです。ヴァイオリンを弾きます。

年に2回ぐらいの頻度で、ベルリン、世界各地でチャリティー演奏会をおこなっており、このたびはDC近郊では初めてのコンサートです。
コンサートのフライヤーを添付いたしました。
また、宣伝用の写真、日本語でのオーケストラのプロフィール、ワシントンDCプロジェクトの要旨も添付いたしました。
日本人との接点は、世界的に活躍されている川久保さんがソリストであること、このオーケストラに私を含め日本人のドクターが2人メンバーで、今回も演奏するということです。また、NIH全体に流すことができませんので、個人でお知り合いの方に、メールを転送して、一人でも多くの方が演奏会に参加していただいて、チャリテイーにご協力いただけると幸いです。

皆様に回覧お願いいたしたく存じます。


チャリティー:Whitman-Walker Health DCにあるAIDSの患者さんのケアーをしている団体
時:9月11日(日曜日)夜7時
場所:ストラスモアホール
プログラム:マーラー交響曲第2番(復活) ナショナルシンフォニーコーラスとソプラノ、メゾソプラノ独唱
     モーツアルトヴァイオリン協奏曲第5番、ソリスト 川久保賜紀
     バーバー  弦楽のためのアダージョ
チケット: ストラスモアチケットリンク 



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金曜会幹事一同(文責:宇佐美

2011年8月11日木曜日

The power of Two, Associate Producerの竹内直美様(naomi.takeuchi@@gmail.com ;@を一つとって送信してください)より日米ドキュメンタリー映画「ザ・パワー・オブ・ツー」のご案内が参りましたので、紹介致します。ご興味のある方は竹内様までご連絡下さいませ。


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わたくしはシリコンバレーで日本とアメリカの臓器移植の現状を捉えたドキュメンタリ映画『ザ・パワー・オブ・ツー』に携わっております竹内と申します。
2年掛けて製作した映画が完成を迎え、この度ドキュメンタリー映画ではアカデミー賞選考イベントと言われる「DocuWeeks」の上映会でスクリーニングされることになり、その後9月15日にはワシントンD.C.でもプレミア試写会を開催することとなりました。

転換期を迎えている日本の臓器移植の現状をインタビューを通じて伝えるとともに、映画の中心人物となるハーフの双子の姉妹、イサベルとアナベルのヒューマン・ドキュメンタリーから命の大切さを訴求する映画として完成いたしました。 本映画では下記の方を始めとする各界の専門家とのインタビューを行いました。

- Francis Collins氏 (NIH、Director)
- Howard Koh氏 (Assistant  Secretary for the U.S. Department of Health and Human Services)
- 加藤友朗氏 (Columbia大学での移植医)
- 河野太郎氏 (衆議院議員、日本で臓器移植の推進活動をされている)

(その他日本・アメリカでの専門医、政治家、患者、ドナーファミリー等とのインタビューも含まれています。)

貴団体ではNIHや関連機関で活躍される日本の団体と言うこともあり、この度この映画のご案内をさせていただきたくメールをさせていただきました。
下記映画概要及び試写会情報をご案内申し上げるとともに念のため、Sponsorship Packageを添付させていただきます。

また、貴団体のホームページ等でもプレミア試写会のイベントなど告示いただければ大変ありがたく存じます。
ご検討いただければ幸いです。
ご質問等ございましたらご連絡ください。

どうぞ宜しくお願いいたします。

竹内直実 (Naomi Takeuchi)
Associate Producer
The Power of Two
www.thepoweroftwomovie.com

【The Power of Twoについて】
The Power of Two(www.ThePowerofTwoMovie.com)は日本人とのハーフの双子の姉妹イサベルとアナベルを中心に日本およびアメリカの臓器移植の現状を捉えたドキュメンタリー映画であり、また国際協力を要請するプロジェクト。
臓器提供、臓器移植、膵嚢胞性線維症 (Cystic FibrosisまたはCF)の認知度向上及びこれらに関連した健康問題をテーマにしています。
アカデミー賞にノミネートされたプロデューサー、マーク・スモロウィッツが指揮を執り、イサベルとアナベルの類稀な生き方を綴った映画は、姉妹の苦労や奇跡的な両肺移植による生還、そしてCF及び臓器提供により大きな影響を受けた方々の感動的な生き方を伝えます。
日本での公開も視野に入れている『ザ・パワー・オブ・ツー』は「一回一回の呼吸が奇跡」という一つの真実を伝えることで、世界中の人々に感動を与えます。

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金曜会幹事一同(文責:宇佐美


2011年7月8日金曜日

震災後の心身の影響についてのオンライン調査への協力のお願い

NICHDの宮崎 隆明様を通じまして、東日本大震災後の震災後の心身の影響についてのオンライン調査への協力のお願いが参りましたので、掲載致します。
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こんにちは。細田満和子@ボストンです。この度、度々日本の被災地に支援に行っていらっしゃるボストン大学で看護で博士号を取得中の原田奈穂子さんと共に、在米日本人の方々を対象に、震災後の心身の影響ついてオンライン調査をしております。母国から遠く離れていることで、日本にいらっしゃる方とは異なった影響であったのではないかと考えたからです。そこで、ぜひこの調査へのご参加をお願いしたいと思います。

皆様の参加は、全くの自由意志であり、調査は匿名で行われます。この調査は将来的に、在外日本人のための情報提供の在り方、心身のケアの体制整備に役立てられることになるでしょう。なお、この調査を受けていただくと、お1人につき1ドル、被災地でボランティアを行っている訪問看護グループ・キャンナス(
http://www.nurse.gr.jp/)に義援金として寄付されます。

調査のURLは下記のとおりです。
https://bcnursing.qualtrics.com/SE/?SID=SV_3IcOEbji0RvALFa

調査結果は、学会や学術誌に発表されますが、学術目的以外で使用されることはありません。何かご質問がありましたら、どうぞご遠慮なくご連絡を下さい。なお、この調査は、ハーバード公衆衛生人対象調査室(Office of Human ResearchAdministration:
617-384-5480)の承認を受けています。

なお、本調査はボストン領事館の協力を得て、近く領事館のホームページからもアクセスすることができるようになります。おひとりでも多くの方がこの調査を受けていただけるよう、21歳以上のご家族の方、ご友人の方にお声書け、上記の調査のURLをお知らせくだされば幸いです。URLをカット&ペーストして送ることもできます。また、在米邦人の方にこのような調査を依頼するような際、どこへ連絡したらよいか、良い案のある方は是非お知らせください。ボストンでは、大学や研究者のネットワークがあるのですが、ニューヨークやワシントン、その他ではなかなか直接存じ上げるとことがありません。

皆様のご協力に深く感謝します。



細田 満和子 博士(社会学)
ハーバード公衆衛生大学院

mhosoda@@hsph.harvard.edu (@を一つとってご送信下さい)


原田 奈穂子 修士(看護学)
ボストンカレッジ看護学大学院

haradan@@bc.edu (@を一つとってご送信下さい)
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金曜会幹事一同(文責:宇佐美

2011年6月28日火曜日

第29回金曜会(2011年7月15日)のお知らせ

第29回金曜会(7月15日)のご案内です。

今回はNCIの松原勤先生と、Children's National Medical Center の江角重行先生にご講演いただきます。
アブストラクトは添付のフライヤーをご参照ください。
皆様のご参加を幹事一同お待ちしております。
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第29回金曜会:2011年7月15日(金)
セミナー
時間:午後5時30分より
場所:ビル37、四階セミナー室または二階セミナー室

演者  松原勤(Dr. Tsutomu Matsubara)先生
Frank J. GonzalezLaboratory,Laboratory of Metabolism, National Cancer Institute (NCI), NIH
演題  メタボロミクスを用いた胆汁うっ滞バイオマーカーの探索とその分子機構

演者 江角重行 (Dr. Shigeyuki Esumi) 先生
Joshua Corbin Laboratory,Center for Neuroscience, Children's National Medical Center
演題  ホメオボックス型転写因子Dbx1は情動の基盤となる神経回路形成に関与するか
懇親会
時間:午後8時より
会場:Rock Bottom7900 Norfolk Ave, Bethesda

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出欠のお返事を7月8日(金)までに金曜会管理メール
nih.kinyokai@gmail.com(第29回担当幹事:後藤)までお寄せください。
セミナーのみ、懇親会のみのご参加も大歓迎です。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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金曜会幹事一同(文責:宇佐美

2011年6月20日月曜日

東日本巨大地震における情報(Part21: 2011/06/20)

JHUの牧野先生より6月22日水曜日、震災関係のワークショップの案内が参りましたので、お知らせ致します。
http://www.stimson.org/events/continuing-disaster-impacts-in-japan-and-beyond/
パネリストは、アメリカの前保健福祉副長官、危機管理副長官補、米軍の大佐、そして岩手で医療活動をされた先生など多岐に渡っており、大変興味深いものとなっております。
ぜひご参加下さいませ。

Continuing Disaster Impacts

In Japan And Beyond


DATEWednesday, June 22
TIME1:30-3:30 pm
LOCATIONThe Stimson Center

Response, Resilience, And Cross-Sectoral Challenges For Health
 

Please join us to examine the ongoing impact of the earthquake and tsunami that devastated Japan's northeastern coast in March 2011.  The discussion will focus on the implications for public health, as well as lessons learned for preparedness, response, and societal resilience from this and other recent major disasters. 

Featuring

Panel 1 - Natural Disasters in Japan and Beyond: Challenges from Top to Bottom

Dr. Tomohiko Makino, Stimson Global Health Security Program

Dr. Toru Matsubayashi, Johns Hopkins University (DrPH candidate)

Dr. Craig Vanderwagen, M.D., RADM, USPHS (Retired), Martin, Blanck, and Associates

COL Nancy L. Vause, Ph.D., US Army Medical Research and Materiel Command


Panel 2 - Chronicity of Disasters: Politico-Economic Consequences for Public Health

Mr. Sumio Ohtsuji, Toyota

Dr. Tevi Troy, Hudson Institute


This workshop is open to the public.  All remarks will be on a strictly not-for-attribution basis.

 Please RSVP to rsvp@stimson.org

Stimson Center
1111 19th Street NW, 12th Floor
Washington, DC 20036 
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金曜会幹事一同(文責:宇佐美)