NIH金曜会の皆様
8月6日月曜日開催、第142回金曜会のお知らせです。
今回は東京都医学総合研究所・神経回路形成プロジェクト 副参事研究員 丸山 千秋先生のご講演です。
丸山先生は胎児期に脳ができる仕組みの新たなメカニズムとして、大脳新皮質で最も早く生まれる神経細胞(サブプレートニューロン)からのシナプス伝達が大脳新皮質形成に不可欠な神経細胞の層構造を制御していることを発表されました。
この研究は「シナプスは成熟した神経細胞同士の信号の伝達に使われる」というこれまでの常識を覆す発見であり、胎児期の脳内で、シナプス伝達が幼若な神経細胞の形態変化や移動様式の変換を誘導することを初めて見出したものです。
当日は上記の研究発表内容を中心に講演していただきます。
8月3日の第141回金曜会の開催の直後となりますが、みなさんの参加をお待ちしております。
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第142回金曜会 2018年8月6日(月)
・セミナー:午後6時より、ビル37 4階セミナー室
・演者:丸山 千秋先生(東京都医学総合研究所・神経回路形成プロジェクト 副参事研究員)
・演題「移動ニューロンへのシナプス伝達が放射状神経細胞移動を制御する」
Synaptic transmission from
subplate neurons controls radial migration of neocortical neurons
・懇親会:午後8時より、Rockbottom(7900 Norfolk Ave, Bethesda)
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