4月12日の第216回金曜会は日本から素晴らしい演者お2人をお迎えして金曜会セミナーを開催いたします。
1人目の演者は京都大学医生物学研究所の宮崎正輝先生です。宮崎先生は血液腫瘍内科のバックグラウンドをもち、血球分化、特にリンパ球分化における転写制御メカニズムと系列決定について研究されています。宮崎先生にはこれまでの研究を総括していただくともに、最新のsingle
cell multiome解析を用いたT細胞と自然リンパ球の分化の分岐点制御機構についてもお話ししていただく予定です。
そして2人目の演者は国立がん研究センターの大橋紹宏先生です。大橋先生はアカデミアと製薬企業を往復しつつ数々の業績を残してこられたというユニークなキャリアをお持ちの先生で、今回は最近発表なさったCDC7を標的とした新規抗がん剤候補のお話とともに、先生のキャリアパスについてもお話しいただく予定です。
今回異なる分野の先生お2人をお迎えしておりますので、ぜひ様々な興味分野の皆様にお集まりいただき、新たなシナジーが起こる場になったらと期待しております!
*******************************************************
第216回 NIH金曜会
講演会
2024年4月12日午後5時よりIn person限定
@Building 37 2階カンファレンスルーム (Room
#2041/2107)
演者・演題
(前半)
宮崎 正輝先生
京都大学医生物学研究所
To B (T) or not to B (T). That is the question.
~獲得免疫リンパ球の分化と転写制御機構~
(後半)
大橋 紹宏先生
国立がん研究センター、先端医療開発センター、共通研究開発分野
アステラス製薬(兼任)
DNA複製ストレスによる染色体不安定性と抗腫瘍免疫活性化の分子機構
-CDC7 inhibition induces replication stress-mediated
aneuploid cells
with an inflammatory phenotype sensitizing tumors to
immune checkpoint
blockade-
懇親会
午後8時ごろより
@Bacchus of Lebanon (7945 Norfolk Ave)
*******************************************************
0 件のコメント:
コメントを投稿