第214回の演者はNCIでポスドクをされている大原悠紀先生です。このたび5年のNIH留学を終えて帰国されるに当たり、これまでの研究成果とラボでの様々な経験をお話しいただきます。
先生は膵臓癌をターゲットに遺伝子・タンパク質発現レベルの解析と代謝産物レベルの解析を組み合わせる事で、個々の癌を代謝パターンで分類する事を示され、今後のテーラーメード医療への足掛かりとなる成果を上げてこられました。2023-24年にハイレベルなジャーナルに3報を発表されてますが、その裏にはコロナ禍やボスの闘病と逝去など、様々な出来事があった様子です。大原先生のNCIにおける文字通りのサバイバル経験談、是非多くの皆様にお越しいただければと思います。
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第214回金曜回(2024年3月8日)
講演会:午後6時より
Building 37、4階カンファレンスルーム(Room 4041/4107)
演者:大原悠紀先生(NCI)
演題:オミクス解析による膵臓がんの代謝・分子サブタイプの誘導メカニズムの解明 〜閉鎖寸前のラボでのサバイバル〜
懇親会:午後8時ごろより、 ( Guapo's Restaurant, Bethesda)
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