第199回金曜会のお知らせです。通常と開催曜日、時間が異なるのでご注意ください。4月20日木曜日17:30よりインパーソンでの開催です。
演者は慶應義塾大学医学部教授の吉村昭彦先生です。
吉村先生は長年に渡りサイトカインシグナルおよびヘルパーT細胞のエフェクター分化制御機構に関する研究を行ってこられました。その中で、JAK-STAT経路の負の制御因子としてSOCS1を発見され、SOCSファミリー分子による免疫調整機能が生体の恒常性維持に極めて重要であることを実証されてきました。またSOCS1やPD-1などの免疫抑制分子の発現を制御する転写因子としてNR4aを同定され、その機能制御は自己免疫疾患の治療や抗腫瘍免疫の増強などへの応用が期待されています。吉村先生は2021年、これら免疫制御機構に関する一連の研究の功績により、紫綬褒章を受章されました。
今回は吉村先生の研究キャリアを振り返って包括的なお話をしていただける予定です。またとない機会ですので皆さま奮ってご参加ください。
多くの皆様にご参加いただけることを心よりお待ちしております。
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第199回 NIH金曜会
講演会:2023年4月20日木曜日17:30よりインパーソン開催
Building 37, 4階カンファレンスルーム (Room
#4041/4107)にて
演者:吉村昭彦先生 (慶應義塾大学医学部 微生物学・免疫学教室 教授)
演題:免疫寛容の分子機構 : SOCSとNR4a
懇親会:19:30ごろより Rock Bottom Restaurant & Brewery
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