2020年最初の金曜会となる、第167回金曜会のご案内です。今回の演者はNIDCDの小野和也先生です。
小野先生は京都大学の医学研究科 医学専攻 応用発生生物学分野に籍を置きつつ、理研CDB(現多細胞システム形成研究センター)、感覚器官発生研究グループでの研究成果で2015年に博士号を取得され、NIHに留学されてからも一貫して、内耳の発生に興味を持ち研究を進めて来られました。留学先のラボであるDris
Wu研究室では、レチノイン酸シグナルにより内耳前庭感覚器官の局所的パターニングが形成される発生メカニズムに関して研究され、マウスの行動解析や機能解析を介して、パターン化された領域の前庭機能における役割の一部を明らかにされました。[Ono
et al, Nat Commun.,2020 Jan 2;11(1);63]
小野先生は5月にNIHを退職後、6月からはChicago大学 Department
of Neurobiologyでstaff scientistに着任される予定とのことで、今回の金曜会セミナーでは研究成果に加え、研究留学中の紆余曲折やキャリアパス選択についてもご紹介いただける予定です。
**********************************************************
第167回金曜会 2020年2月21日(金)
・セミナー:午後6時より、ビル37 4階セミナー室
演者:小野和也先生 (NIDCD)
演題「内耳前庭感覚器官の局所的パターニング:発生から機能解析へ」
・懇親会:午後8時より Satsuma (8003 Norfolk Ave,Bethesda)
**********************************************************
0 件のコメント:
コメントを投稿