7月12日(金)に、NIHを訪問されます東京大学 先端科学技術研究センター 身体情報学分野の稲見昌彦教授の金曜会セミナーを開催予定です。
研究分野名の『身体情報学 (Information Somatics)』は同施設により名付けられた新しい分野です。稲見先生らのグループはバーチャルリアリティ(VR)、拡張現実感(AR)、ウェアラブル技術、ロボット、機械学習などを援用し、以下の項目の実現を目指し研究活動を行っておられます。
1.身体を「情報システム」として理解する
2.新たな身体像を獲得する「機序、トレードオフ、適用限界」を明らかにする
3.身体性に関する疑問・仮説を理論と実装により「工学的に証明」する
4.「人型」と言われていた既存の概念が揺らぐほど社会の身体観を変容させる
2.新たな身体像を獲得する「機序、トレードオフ、適用限界」を明らかにする
3.身体性に関する疑問・仮説を理論と実装により「工学的に証明」する
4.「人型」と言われていた既存の概念が揺らぐほど社会の身体観を変容させる
(一部研究室研究方針より転用)
特にVRは、物理世界や生身の身体では困難な状況を、ダイナミックに変化させながら、高い再現性で提示することができ、人を対象とした研究を行う上で理想的な実験環境ともいえます。また、自らの能力があたかも拡張したかのようにテクノロジーを身にまとうことを可能とする、「人間拡張」に取り組まれており、多岐に渡った最新のテクノロジーをご紹介いただける予定です。
稲見先生の研究については以下のサイトをご覧ください。
研究室サイト:
ERATO 自在化身体プロジェクト:
Metalimbs:
フライヤーならびに参加登録につきましては後日ご案内差し上げますが、ご興味あります方は7月12日のご予定の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。