今年最後の金曜会の演者は、全 賢基 先生と小谷 和彦 先生です。
全先生は,急速に脳萎縮などをひき起こすAicardi-Goutières syndrome(AGS)の原因遺伝子である,RNaseH2の構造やその機能について研究されています.近年,RNaseH2はゲノムに取り込まれるリボヌクレオチドを分解除去することが分かり,その役割が注目されているとのことです.
小谷先生は,リポ蛋白や脂質と心血管病との病態の関係について研究されています.我々は悪玉・善玉コレステロールの話を聞きますが,実際の疾患がこれでは充分に説明できないことや,新しい解析法によって,新たな世界が見えてきたという話をしていただけるとのことです.
詳しくはフライヤーをご参照ください。
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第45回金曜会:2012年12月7日
時間:午後5時30分より
場所:ビル37、4階セミナー室(Room4041/4107)
演者:全 賢基 先生
Program in Genomics of Differentiation-Section on RNA Formation
National Institute of Child Health and Human Development (NICHD)
演題:ゲノム安定性維持におけるRNase H2の役割
演者:小谷 和彦 先生
Lipoprotein metabolism section
National Heart, Lung, and Blood Institute (NHLBI)
演題:リポ蛋白に関する臨床検査医学的話題
懇親会:午後8時より,Rockbottom,Bethesda
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多くの皆様の御参加を幹事一同お待ち申し上げております。
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