今週の金曜日２月１０日に第１９５回金曜会が開催されます！
演者は熊本大学 国際先端医学研究機構の黒滝大翼先生です。
黒滝先生は、2011年から10年間横浜市立大学医学部免疫学教室（田村智彦教授）にて助教、講師を務められた後、2020年より現任の熊本大学 国際先端医学研究機構にて研究室を主宰されています。今回、共同研究の一環としてNICHDのOzato研に滞在されており、良い機会ですのでお話をお願いいたしました。
先生は最近、樹状細胞の分化過程におけるクロマチンの高次構造動態と機能発現のメカニズムを報告されましたのでその話題を中心にお話しいただく予定です。次世代シークエンス解析の低コスト化に伴いRNA-seqやヒストン修飾の網羅的解析も当たり前のように行われる昨今ですが、クロマチン高次構造と遺伝子発現との関係はまだ十分に解析が進んでおらず、geneticsの分野では次に「来る」話題として注目されています。免疫、血球分化がご専門の方はもちろん、幅広い分野の研究者の方にとって今後の研究のヒントになることと思います。さらに本講演ではこうしたサイエンスの話題に加えて、日本でのPIとしての苦労話などもお話しいただけるとのことです。
なお、講演会・懇親会はin person限定での開催を予定しておりますが、BethesdaキャンパスのリスクレベルがHighになった場合はオンライン開催に切り替わる可能性があることをご理解ください。ただしその場合でも懇親会はin personで開催いたします。
多くの皆様にご参加いただき、お会いできるのを心よりお待ち申し上げます。
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第195回 NIH金曜会 セミナー
講演会：2023年2月10日午後6時よりin person開催
Building 37 4階カンファレンスルーム (Room #4041/4107)
演者：黒滝大翼先生（熊本大学）
演題：免疫細胞分化におけるクロマチン高次構造形成の動態と機能
懇親会：午後8時ごろより
会場: 追ってお知らせします
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