2014年7月30日水曜日
第80回金曜会のお知らせ
第80回金曜会のご案内です。今回の演者はNCIの村田翼先生です。
村田先生はNCIの木村先生のラボでポスドクとして甲状腺の研究に従事されておられました。このたび3年半の留学生活を終えて帰国されるにあたり、金曜会での講演をお願いしましたところご快諾頂きました。村田先生はご家族で渡米され、テニス会やマラソン会でも活動されておられましたので個人的にご存知の方も多いのではないでしょうか。物腰の柔らかいお人柄に好感を持たれる方も多いと思います。8月半ばの開催となりますが、多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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第80回金曜会(2014年8月15日)
セミナー:午後6時より、ビル37、2階セミナー室*
演者:村田翼先生
演題:甲状腺 side population cell line の解析
懇親会:Bangkok Garden(Bethesda)
*(いつもの4階の部屋は改装中のため、2階セミナー室での開催です。ご注意ください)
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2014年7月2日水曜日
第79回金曜会のお知らせ
第79回金曜会のご案内です。今回は間もなく帰国される
NCIの蓮見壽史先生によるご講演です。
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第79回金曜会(2014年7月18日)
セミナー:午後6時より、ビル37、4階セミナー室
演者:蓮見壽史先生
演題:腎癌抑制遺伝子FLCN/FNIP1/FNIP2の機能解析
懇親会:Rock Bottom Restaurant& Brewery(Bethesda)
参加締切:7月11日(金)
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要旨
家族性腎癌の遺伝子解析により、腎癌の発癌や進展に関わる十数個の腎癌関連遺伝子が明らかになった。腎癌抑制遺伝子であるVHLの道程は、その後のVHL-HIF-VEGF経路の解明につながり、散発性腎癌に対する分子標的治療薬の開発に寄与してきた。そして現在、さらなる散発性腎癌に対する治療法の開発にはBirt-Hogg-Dube(BHD)症候群の原因遺伝子であるFolliculin(FLCN)のような未知の機能を持った腎癌抑制遺伝子の機能解明が急務となっている。FLCNは2002年の発見当時、既知のドメインもなく全く機能が分からなかったが、我々のグループによりAMPK、mTOR、PGC1aなどのエネルギー恒常性に必須な遺伝子として関わっている事が明らかにされた。
今回は、在米中の7年間で行ってきたFLCNおよびその結合タンパク質であるFNIP1/FNIP2の機能解析についてお話させていただきます。9月から横浜市立大学医学部泌尿器科学教室で働きます。皆様には大変お世話になりました!!!また日本でも公私共によろしくお願いいたします!!!
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