2014年1月23日木曜日

ポスドク公募情報 (ERATO佐藤ライブ予測制御プロジェクト内)

NIDDKの知念まどか先生より、ご友人の河岡慎平先生が日本でグループリーダーとして独立されるにあたってのポスドク研究員の公募のご案内を頂きましたのでお知らせします。皆様の日本のお知り合いにも広くご周知頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします。

(文面以下より)
日本科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業(ERATO)で新しく立ち上がった佐藤ライブ予測制御プロジェクト内に、新しいグループを結成させていただけることになりました。アメリカの若手フェローポジションのようなイメージで、独立性の高い、比較的小規模(僕に加えて2名+α)のグループになる予定です。
研究を行う場所が面白くて、京都にあるATRというロボティクス系の研究所です。ATRには生命科学系の人々が想像するようなバイオロジーのラボは殆どなく、ゼロからinstitutionを構築しているような雰囲気です。
<グループ概要>
遺伝子の機能は概して文脈コンテクスト依存的である。たとえば、癌遺伝子として理解されてきた遺伝子が、別の癌では癌抑制遺伝子として働く、というような現象が例として挙げられる。ところが、ある要素の機能のコンテクスト依存性がどのようにして実現されているのか、という問題の根本にある原理に関しては未だ理解がおよんでいない。これを理解するためには、分子、細胞、臓器レベルで多階層的にかたちづくられるコンテクストの主要な要素を統合的に捉えることが重要である。
コンテクストバイオロジーグループでは、癌などの多様な生命現象をかたちづくるコンテクストの実体を同定し、それらを統合的に理解することで、最終的にはそれらを意図的に、かつ自在に制御することを目指す。具体的には、マウス、ゼブラフィッシュを用いて、生化学、遺伝学、エピジェネティクス、トランスクリプトーム、バイオインフォマティクス、ライブイメジング、数理モデルなどの手法を有機的に組み合わせることによって、この目標を実現させる。

<求める人材>
ゼブラ、マウスで個体レベルの研究をしたことがある方が望ましいですが、それほど拘っていません。もしいれば、イメジングとかを主戦力でやってきたけれどオミクスとか生化学を勉強してみたいとかだとベストマッチだとは思うのですが、あまり分野に拘っていないので、その方が現在いる分野もそれほど気にしません。
例えばハエのvivoに精通しているひとなら、生物がかわっても大丈夫だと思うし、面白そうな何かがあればハエをやったって構わない、そんな感じです。
学生さんで数ヶ月だけ来てみたいというのもOKです。
佐藤ライブ予測制御プロジェクト
http://www.jst.go.jp/erato/research_area/ongoing/sly_PJ.html

興味がある方は河岡さんに直接ご連絡下さい。
河岡 慎平
kawaokashinpei@gmail.com

(文面ここまで)

2014年1月15日水曜日

第67回金曜会(1月24日)のお知らせ

2014年2回目の金曜会は、バージニア州立大学腫瘍外科・生化学分子生物学で臨床に携わりながら、分子生物学のラボをPIとして主催していらっしゃる、高部和明先生のご講演です。

今回は、がんにおけるスフィンゴ脂質の働き解明への取り組みを中心に、アメリカでサイエンスをし続けるための戦略をお話し頂きます。

2014年1月7日火曜日

ムービングセールのご案内



NIDCRの笠木晋平先生よりムービングセールのご案内を頂きましたのでお知らせします。

(文面以下より)

3月の帰国に伴い、下記のリンクに掲載されているものを売ります。写真をみていただき、ご興味がありましたらご連絡いただけましたら幸いです。 住まいはノースベセスダのホワイトフリントにあるグランドというマンションです。 引き渡しはいつでも可能です。


(文面ここまで)